「売りたい商品やサービスがあるけど伸びない」、「お店の集客をあげて利益をアップさせたい、、、」
と考えている人は多いのではないでしょうか?
今回は売上を上げる仕組みを作るWEBマーケティングの基本戦略のノウハウをお伝えします。
難しく考えがちですが、今日ご紹介する方法を理解すれば無駄な遠回りをせずに集客をアップさせることにつながります。
集客をあげる、WEBマーケテイングの基本戦略
まずは、
手当たり次第に売る=みんなが欲しいわけではないので売れない
よびかけても集客できない=みんながみんな興味があるわけではない
ということを頭に入れておく必要があります。
これを理解したうえで、まずはわかりやすく世の中の人を下図の三つに分けて考えます。
図1 欲求は下に行くほど強くなり、数は少なくる。
3つの層の全員に同じ売り方をする=同じ方法で営業をかけると、興味のないものを売りつけられても買わないのと同じで、売り上げアップにはつながりにくいことがわかります。
戦略の考え方
三つの層があると分かったところで、実際にどうやって考えていくのか、見ていきましょう。
(1)自分のビジネスの市場を考える
(2)欲求層ごとに分ける(図1の①~③にわける)
(3)欲求が強いゾーンから攻める(図1の③顕在欲求層の部分)
この順番で考えていきます。
実際に考えていきましょう。
(1)自分のビジネスの市場を考える
→自分のビジネスの競合(=同じようなビジネスをしているライバル)がいるかを調べます。
(2)欲求層ごとに分ける(図1の①~③にわける)
→①欲求なし=行きたいと考えていない、興味がない
②潜在欲求層=テニスに興味はあるけど、今はお金や時間もないし行かない
③顕在欲求層=テニスにいきたい!
(3)欲求が強いゾーンから攻める(図1の③顕在欲求層の部分)
→③顕在欲求層=テニスにいきたい! と興味を持っている人からアプローチしていく。
①~③へのアプローチを考えていく。
①欲求なし
体験に来て!と呼びかけても、「面倒くさい、何?」とマイナスになってしまう。
認知させることだけを意識する。
ではどうするか?
例)駅に看板を立てる
人はその時に興味がないと思っていても、脳は目で見たものを覚えている。
そのため、テレビなどでテニスの話題がでたときに看板が立っていたことを思い出す。
←認知成功!
②潜在欲求層(テニスに興味はあるけど、すぐに通う気はない)
いきなり、「無料体験に来てください!」といっても来てはくれないので、
「行きたい!」と思う欲求を高めるための啓蒙・教育が必要になる。
例)テニスのことが書かれている漫画を配る。
→行きたい気持ちがアップする
③顕在欲求層(テニスクラブに行きたいと思っている)
テニスクラブがあることを知らせるだけで来てくれる
ビジネスを成功させるには欲求別にわけて営業活動(=アプローチ)をしていくことが大切です。
顕在欲求層アプローチ(テニスクラブに行きたいと思っている)
本気でしたい人は必ず検索をするので、「検索エンジン対策」をするのが基本になります。
こちらはYahoo!やGoogleで何か調べたときの検索結果です。
1、リスティング広告
2、地図のエリア(MEO対策)
3、自然検索エリア(SEO対策)
1、リスティング広告とは
GoogleやYahoo!でキーワードを検索した際に一番上に出てくる広告のことです。
この仕組みを使い、上位に表示させたい自社のサイトや情報をユーザーに対して表示させ
ることで効果的に宣伝することができます。
①検索キーワードに対して広告出せる
②クリックされて初めて課金される。 1クリック:50~1000円
・金額は競合の状況にとり変わる→広告枠の取り合い
・オークション入札になることも!
③エリア指定ができる
・テニスクラブから半径5㎞以内の人など、検索ユーザーの対象を絞ることができる
④予算設定ができる
・クリックされた金額分上がるため、上限を決めて出すことができる
・数千円からでもOK! 日予算設定からできる
⑤自分で運用する限りリスクがない
・広告運用代理店をつかうとリスクが出る=高額になるケースがほとんど。
費用対策効果を計算することが最も重要!
例)テニススクール 月謝 8000円、一年通ってくれる場合
一人の顧客の想定利益=8000円*12カ月=96000円
→広告を使って集客する場合、一人の獲得にかかるコストが96000円以下にならないと利益がでない
リスティング広告は、広告経由で問い合わせがきているか分かるため、費用対策効果を計算して広告を出すのかチェックしていくことが大切
⑥リスティング広告を利用しない方がいいパターン
・大手が参入している。(利益率が高いビジネス=転職エージェントなど)
例)一時期、薬剤師求人のワードに対し1クリック4200円だった時期がある。
転職エージェントは転職した人の年収の3割~4割ほど入る=利益率が高い
手順は以下の記事がわかりやすいのでチェックしてみてください。
2、MEO対策とは
MEOとは、Map Engine Optimization(マップエンジン最適化)の頭文字を取った言葉で、地図検索での上位を目指すことを意味します。
MEO対策で具体的に行うのは、Googleマップ上での検索順位をアップさせる施策で、
ユーザーがキーワード検索をした際に、表示されたマップ上で自分の店を目立たせることで、「使ってみたい」と思わせます。
①Googleマイビジネスに登録する
②基本情報をしっかり埋める
③雰囲気がいい写真と店内の様子がわかるものをたくさんアップする
④口コミを沢山つけてもらう
🌟MEO対策は商圏内のターゲットユーザーにダイレクトに店舗を認知させ、集客拡大につなげるため、店舗か事務所をもっていないとできません
3、SEO対策について
SEO(エスイーオー)とは、“Search Engine Optimization” の略であり、検索エンジン最適化を意味します。Webページを検索結果に上位表示させ、流入を増やすために実施する一連の取り組みを「SEO対策」といいます。
Googleの基本を押さえよう!
Googleは検索する人の悩みを解決することで社会に貢献し、価値を提供している
→悩みを解決できる可能性が最も高いと判断したWEBサイトを上位に表示して、ユーザーの悩みを解決している=悩みを解決できるようなサイトをつくとが大切!
SEOの基本対策とポイント3つ
①WEBサイトのページ数を増やす
・ワードプレスサイトがおすすめ。
GoogleはWEBサイトにどれぐらいの情報量があるのか?を見ている
=ページ数が多いほど、悩みが解決される可能性が高いため。
②わかりやすく悩みが解決されるオリジナル記事
③誰が書いた記事か?(誰が執筆したかにより記事の信頼性が変化する)
信頼性が高い記事の方が悩みを解決できる可能性が高いとGoogleは考えるため。
内容に対し専門性が高い人が書いたものが上位に表示されやすくなっている。
SEOをやらない方がいい場合もある
WEBサイトのページ数を増やすかどうかは、競合をみて決めることが大切です。
せっかく対策をしても、競が大手の企業などの場合難しい場合があります。
まずは、競合のWEBサイトのページ数を調べます。
SEOチェキで調べることができます
![](https://hinaprogress02.com/wp-content/uploads/2023/07/SEOチェキ編集-1.png)
1、調べたい競合のサイトURLを入れ、検索
2、インデックス数がサイトのページ数になる
SEOチェキのサイトはこちら
例)レシピのサイトを展開していきたい
競合=クックパッド、クラシルなど
この場合、クックパッドのページ数は 97600000ページ。
結果→WEBサイトのページ数で勝つことは難しいということになります。
潜在欲求層アプローチ(テニスに興味はあるけど、すぐに通う気はない)
潜在欲求層 マーケテイングの基本は、興味を軸に集客することがこの層への基本となります。→SNSを使うことがおすすめです
①SNS,Youtubeから集める
→テニスの面白い情報、興味を引くものを流す
方法:
インスタグラム…#から興味がわかる
Twitter…個人情報はないが、ユーザーがフォローしているものを見れば、興味があるものがわかる
ここで見つけてきた人たちを何かしらで囲い込む
SNSで集めてきた人達は興味はあるが、実際にやろう!とする度合いは低い
↓
いきなりDMなどで売り込みをするとブロックされる
例)DMでいきなり「無料体験きませんか」と送るなど
欲求を高めてもらうには、促す(教育)が必要。そこで編み出されたのが、②です。
②教育をする(メルマガ・LINE公式アカウント)
→①からLINEなどに登録してもらい、テニスがしたくなるようなものを届ける
(漫画、かわいいウェアなどの情報)
③商品のご案内
→会員のプランなどの案内
これが基本的な流れになります。
この①~③のステップが基本ですが、この市場はやる人が多くなり、現在は飽和状態にあります。
ここで重要になるのが、USP戦略をつかうことになります。
これを使うことで競合に勝てるようになります。
いわば、差別化です。このお話は次回に公開したいと思います。
まずは基本を押さえることが大切ですので、今回のお話をしっかりと整理して、次回の土台にしていきましょう。
〇最後に
今回はWEBマーケティングの基本戦についてお話しました。
WEBマーケティングは本当に奥が深いなぁと感じます。
自分が売り手側に回ると売ることに主軸においてしまいますよね、、
大切なことは相手の立場にまず立つことと、人間の心理理解を深めたうえで、SEO対策など戦略を練ることが大切だと感じました。
では次回も一緒に学んでいきましょう!