ライティング

【必見】GDTの法則で感情を動かす|欲求を刺激する文章の書き方

人の感情を揺さぶる、欲求を刺激する文章で商品を紹介すれば、売れます。

なぜならば、人はモノ購入する決断をする流れとして

欲求(感情)で決める

↓購入

理性で購入理由の後付け

 

この流れで判断をしています。

みなさんも「服を衝動買いしてしまったけど、セールで安いし子のカタチなら来年も着られる!」とかって後悔しない理由を後から考えていることはありませんか?

 

つまり、この習性を使っていきます。

 

でも、商品のメリットや対象となる人へ向けて書いても、なかなか売れない。。

「文章を書いても何かたりない」「あまり売り上げや収益に結びつかない」と感じていませんか?

もしかしたらその文章では読者の心、感情を動かせていないかもしれません。

 

今回はこの法則にしたがえば誰でも人の感情に働きかける文章がける魔法の法則、「GDTの法則」(3×3 ヘッドラインルール)をお伝えします。

ひなぷー
ひなぷー
ブログや商品を売り出したい方には必見の中身になっています! 

人の感情に寄り添う文章術GDTの法則

 

GDTの法則とは

人が何を欲しているのか、人が何に欲を感じるのかを理解する法則になります。

G「Goal:目標」

人は誰しも時間やお金をなるべくかけずに、楽をして、達成したいと考えています。

 

D「Desire:欲望」

そして、時間やお金をかけてでも、富や愛や快適さを求めます。

 

T「Teaser:本性」

さらに、希少性の高いものや好奇心をくすぐるものに弱い性質をもっています。

 

この頭文字をとってGDTの法則と呼ばれています。

また、欲求のレベルは

 

Goal<Desire<Teaser

の順に強くなり、「3×3 ヘッドラインルール」とも呼ばれています。

 

マイケル・フォーティン氏により考案された

 

GDTの法則を作ったのは、アメリカのマイケル・フォーティン氏です。

アメリカで数多くいるトップマーケッター、コピーライティング界の中でも有名な人です。

コピーライティングの基礎とされているQUESTフォーミュラなど数多くのコピーライティングの法則を作り上げたことでも知られています。

 

クエストフォーミュラについて詳しく知りたい方はこちら

【初心者向け】売れる文章術 |すぐに使えて役立つ基本のカタチ「対面販売からネットに切り替えたけど、売り上げが伸びない」、「副業をはじめたけど、どうやって文章でおすすめしたら良いかわからない」という...

 

 

GDTの法則の中身

 

なぜ3×3ヘッドラインルールと呼ばれるのか

GDTの法則が3×3ヘッドラインルールと呼ばれるのは下記の図のように、頭文字であるG目標、D欲望、T本性の三つの要素に対し、さらに三つの性質に分かれているためです。

 

「Goal:目標」人がもっとも追い求める三つの目標

人は誰しも時間やお金をなるべくかけずに、楽をして、達成したいと考えています。

 

Save Time(タイム):時間をかけたくない

Save Effot(エフォート):努力したくない

Save Money(マネー):お金をかけたくない

まなぶちゃん
まなぶちゃん
それでは一つずつ、例を挙げながらわかりやすく見ていきましょう!

Save Time(タイム):時間をかけたくない

 

人はできるだけ時間をかけずに物事を達成しようとします。半年よりも三カ月、三カ月よりも一カ月、一週間とより三日と短期間で結果を出すことを好みます。

Save Time(タイム)の例

「たった一週間でウエストマイナス10センチさせる、魔法のストレッチ」

「三分でできる!味シミ大根のつくりかた」

 

Save Effot(エフォート):努力したくない

 

誰もしんどい思いをすることなくできるだけ楽な道を進みたいと思いますよね。

受験勉強やダイエットもこの部類に入ります。

Save Effot(エフォート)の例

「毎日5分あればできる、カンタン開運方法」

「コレを覚えるだけ!TOEIC攻略方法」

 

 

Save Money(マネー):お金をかけたくない

 

人は心理的に入ってくるお金よりも出ていくお金に関心、気持ちが引っ張られます。

100万円入ってくるよりも、50万円の損失に意識が向く性質があります。

それだけ、お金を失うことに恐れや不安をいだきやすいということになります。

 

Save Money(マネー)の例

「たった550円でできる百均DIY術」

「限定セール!夏の大感謝祭 家電祭り」

 

「Desire:欲望」人が最も欲しがる3つの欲望

人は時間やお金をかけてでも、富や愛や快適さを求めます。

 

つまり、目標よりも欲望が強くなります。

よって目標の「Save Money(マネー):お金をかけたくない」

より欲求が強くります。

ひなぷー
ひなぷー
だから、無駄遣いでお金を使ってしまうんだね

 

Greed(グリード):富や名誉が欲しい、強欲を満たしたい

Last(ラスト):愛が欲しい、性欲を満たしたい

Comfort(コンフォート):快適でありたい、悩みや苦痛のない状態でいたい

 

それでは例みて理解を深めていきましょう

 

Greed(グリード):富や名誉が欲しい、強欲を満たしたい

人はほかの人よりもいい暮らしをしたい、社会的地位が欲しいとかんじています。

 

Greed(グリード)の例

「マーチ大学でも有名企業に受かる履歴書5選」

「投資で差をつける!お金の勉強術」

 

Last(ラスト):愛が欲しい、性欲を満たしたい

多くの人がかっこよくなりたい、美人になりたいと思い、モテたいと考えています。

 

Last(ラスト)の例

「二分で顔の浮腫みが取れる小顔美人のつくりかた」

「愛される人は言っている、かわいい口癖5選」
ここに本文を入力

 

Comfort(コンフォート):快適でありたい、悩みや苦痛のない状態でいたい

 

将来の不安も払拭し人はなるべくストレスフリーの状態で、安定した暮らしをしたいと考えますよね。

早期リタイアとして近年はやっているファイアーもこの考えからくると思います。

Comfort(コンフォート)の例

「ストレス社会から抜け出して快適フリーランスになる方法」

「積み立てNIISAで安泰の老後を手に入れる!」

「Teaser:本性」人を最も行動に駆り立てる3つの本性

動物として絶対に逃れられない欲求のことを指します。

 

Scarcity(スケアシティー):さらに、希少性の高いものや好奇心をくすぐるものに弱い性質をもっています。

Curiousty(キュリオシティー):好奇心を掻き立てられるものが気になる

Controvesy(コントロバーシー):反社会性、論争をまきおこすような発言がきになる

Scarcity(スケアシティー):さらに、希少性の高いものや好奇心をくすぐるものに弱い性質をもっています。

 

人は期間限定やめったに手に入らないものに希少性の高いものに惹かれます。

 

Scarcity(スケアシティー)の例

「期間限定!夏の新作モデル」

「世界に5つしかない、珍しい腕時計」

Curiousty(キュリオシティー):好奇心を掻き立てられるものが気になる

人は意外性や、興味、関心があるものに惹かれる傾向があります。

 

Curiousty(キュリオシティー)の例

「意外と簡単にできる!ぷっるぷるオムライスの作り方」

「キャッシュレスよりも現金払いがおすすめな件」

Controvesy(コントロバーシー):反社会性、論争をまきおこすような発言がきになる

人はダメと言われているものや、禁止されていることが気になる性質をもっています。

まなぶちゃん
まなぶちゃん
未成年のころにたばこがかっこよく見えたりしてたなぁ
Controvesy(コントロバーシー)の例

「内緒の主婦の秘密の井戸端会議」

「未成年の飲酒について」

効果的にGDTを使いこなすために

 

ここまでGDTの法則を紹介しましたが、使う場面によって発揮力が変わってきます。

まず、商品のキャッチコピーとなるいわゆるタイトルにあたる部分にはGoal(目標)を活用する。

関心を引くために承認特急を利用し、社会で起きている現象(流行っているものなど)
を比較することなどが有効です。

ひなぷー
ひなぷー
インスタが流行っている社会現象=インスタ映えのするスポットを紹介、作ることなどがいい例ですね!

最後に

今回はGDTの法則について紹介しました。

この文章術は単体でつかうよりも、以前紹介したQUESTフォーミュラに取り入れて使い、より質の高いコピーライティングにすることも可能です。

ぜひ、この法則を理解して人の感情を揺さぶる文章をつくり、売り上げ、集客につなげていきましょう!